第29回潮風のキルト展・後期 -潮風大賞など各賞の発表-
知県黒潮町 砂浜美術館 で開催された 『第29回 潮風のキルト展』
私たちの町には美術館がありません。
美しい砂浜が美術館です。
〜by 砂浜美術館〜
4kmの砂浜から始まったこの町の美術館は今、町そのものが美術館になっています。
そんな大自然の中で毎年11月に開催されるパッチワークキルトイベント『潮風のキルト展』
今年も全国から沢山のキルト作品が集まり、潮風にそよがれたキルト達がヒラヒラと松原に並びます。
Patch-Work-Lifeとして、2016年からこの潮風のキルト展で開催される
キルトコンテストの審査員として参加させて頂き、毎年この時期に砂美に訪れることを楽しみしています。
【潮風大賞など各賞の発表】
大キルト部門の潮風大賞をはじめ、各賞の審査結果は以下の通りです。
潮風大賞(大キルト部門/No.16)恵の海|背黒 富志枝さま(群馬県前橋市)
潮風賞(大キルト部門/No.8)いつも空から|遠藤 潤子さま(群馬県前橋市)
ささやき賞(大キルト部門/No.35)故郷(ふるさと)・黒潮町|武藤 美佐子さま(福島県二本松市)
こもれび賞(小キルト部門/No.6)Keep it up!(いいね、その調子!)〜memories of La Jolla Cove, summer 2023〜|土井 和代さま(神奈川県横浜市栄区)
こもれび賞(小キルト部門/No.27)サギ集団|山本 あやみさま(高知県幡多郡黒潮町)
こもれび賞(クッション部門/No.2)吹き寄せ|中原 令子さま(東京都日野市)
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-総評-
『布を楽しむ』をテーマに、今年も沢⼭の素敵な作品を「潮風のキルト展」にご出展頂き、誠に有難うございます。
今年で第29回を迎える「潮風のキルト展」の審査を務めさせて頂きました、Patch-Work-Lifeと申します。
今年も全国から沢⼭のキルト作品がこの砂浜美術館に集結し、『布を楽しむ』というテーマの下、
どの作品からも、作者の描写や表現方法から様々な思いを込められたことが伝わってきました。
なによりも楽しく創作されたことが伝わってくる作品ばかりで、
審査させて頂いた私たちもワクワクした思いで楽しく拝見させて頂きました。
今回の作品では、様々な布の繋ぎ方や配色・素材・ステッチなど、布と糸の創作工夫が見られた作品が多く、
また、皆さまのメッセージからキルトの製作へと上手く表現・描写された作品が沢⼭見られました。
「自身の気持ちや想いを表現されている」「切り口やオリジナルの創作がされている」「創意工夫を楽しんでいる」
上記の項目をポイントに、今年もまっさらな気持ちで精一杯気持ちを込めて審査させて頂きました。
選ばせて頂いた各賞作品は、特に私たちの足を止め心揺さぶられた作品です。
キルトやモノづくりを通じて、皆さまの毎日がより良い暮らしや時間になればと心より願っています。
「あなたがパッチワークすれば、世界はもっと楽しくなる」
パッチワーク・キルトを通じて、みなさまが布を楽しみ、様々な方が笑顔になれますように。
Patch-Work-Lifeメンバー
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