【イベントレポート】「第27回 潮⾵のキルト展」の審査を終えて
-総評-
『布を楽しむ』をテーマに、今年も沢⼭の素敵な作品を「潮⾵のキルト展」にご出展頂き、誠に有難うございます。今年で第27回を迎える「潮⾵のキルト展」の審査を、昨年に引続き務めさせて頂きました、Patch-Work-Lifeと申します。
今回もPatch-Work-Lifeメンバーが1作品ごと事前に写真で審査させて頂き、昨⽇(11/18)に、この砂浜美術館で展⽰された皆さまが制作されたキルトを確認しながら最終審査をさせていただきました。今年は例年より⼀層思いの込められた作品が多かったように感じ、みなさまの、砂浜美術館や潮⾵のキルト展への想いを感じさせて頂きました。
⼀⼈時間や⾃分時間と丁寧に向き合い、制作された作品がこの砂浜美術館でゆらゆら・ひらひらとなびく様⼦が今年もこの砂浜美術館の松原で、拝⾒させて頂けたこと、⼤変嬉しく思います。作品⼀つ⼀つの思いを感じとりながら、その中でも特に、
「⾃⾝の気持ちや想いを表現されている」
「切り⼝やオリジナルの創作がされている」
「⾒せ⽅や⾒え⽅を考えている」
上記の項⽬をポイントに審査させて頂きました。毎回ですが、審査する私たちもまっさらな気持ちで「楽しい」や「好き」を感じるかどうかも⼤切にしました。
選ばせていただいた各賞作品は、特に私たちの⾜を⽌め、⼼揺さぶられグッと⼼が引き込まれた作品です。感動や幸せは意外と⾝近に、そして⽇常に溢れている。そしてそれに気づけるかどうかだと思います。
「あなたがパッチワークすれば、世界はもっと楽しくなる」パッチワーク・キルトを通じて、みなさまが布を楽しみ、様々な⽅が笑顔になれますように。
-受賞作品-
-潮⾵⼤賞-【思い出のベットカバー】浜﨑あけみさま(⾼知県幡多郡⿊潮町)
-潮⾵賞-【⼊梅の頃】⼩松和惠さま(⾼知県⾹美市)
-ささやき賞-【反対の世界とのコラボ輝く未来へ】千葉県野⽥市⽴岩名中学校7組
吉⽥真也さま・⼩野寺雛乃さま・上地海⽃さま・仁多⾒真也さま・堀⽥優⼈さま・市野未稟奈さま・永岩陸⽃さま・藤⽣理央さま(千葉県野⽥市)
-こもれび⼤賞-【タイムトンネル- 何処へ-】⻄川祥⼦さま(愛媛県南宇和郡愛南町)
-こもれび賞-【Akamaru and his friend】⼟井和代さま(神奈川県横浜市栄区)
-こもれび賞-【パパだっこ】⽥中美恵⼦さま(福岡県朝倉市)
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人と自然のつき合い方を考える
第27回潮風のキルト展
日時 :2021年11月19日(金)~21日(日)10:00~15:00
場所 :砂浜美術館(高知県黒潮町・入野松原)【雨天】ふるさと総合センター
主催 :特定非営利活動法人NPO砂浜美術館
協力 :パッチワークキルトサークルあずさ、自然工房、有限会社じぃんず工房大方、土佐くろしお鉄道株式会社
後援 :高知新聞社、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局、日本経済新聞社高知支局、
株式会社デイリースポーツ、産経新聞社、NHK高知放送局、RKC高知放送、
KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知
令和3年度第71回高知県芸術祭協賛行事
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第28回潮風のキルト展
作品募集について
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Patch-Work-Life|パッチワークライフ
Patch-Work-Life 代表 / Chief Creator|丸井 康司 Koji Marui
Lecturer / Technical manager|福井 多倭子 Tawako Fukui
Creative Director|折尾 祐希 Yuki Orio
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